【機能性】ティエンポレジェンド8エリートFG
こんにちは!footballbootsの日記です。
今回はティエンポレジェンド8エリートについて独自の見解で機能性を紹介していきたいと思います。
昨年の記事でも度々取り上げたティエンポ8のトップモデルスパイク。
2019年の6月28日から発売された天然芝専用のFGソールが搭載されたスパイクとなっています。
ティエンポ7からフルモデルチェンジを遂げ、大きく変化しました。
それでは機能性をみていきましょう!
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[アッパー]
アッパー前足部から中足部にかけての素材にはプレミアムカンガルーレザーが採用されています。
凸凹加工がカンガルーレザー自体に加工されていますが、
これはボールグリップ性を高めるものではなく、足によりなじみ、フィットすることを追求するためのものとなっているので、数回履いていけば消えていきます。
しかし、『テクスチャー加工が消える=悪』ではなく、自分の足型に沿ってくれているということなのでそこは留意しておく必要があります。
触ってみるとカンガルーレザーはしっかりしつつも、上々のやわらかさを感じます。
ちなみに前作のティエンポ7では凸凹加工でなく、ノンステッチカンガルーレザーの内部にクッションフォームケージが採用されていた構造となっていて、
しっかりとしたハリ感と柔らかさがありましたが、今作のティエンポにはハリ感はほとんど感じず、柔らかさが十分に発揮されていると言えます。
さらに、ティエンポ7のカンガルーレザーの裏材には、 フィットメッシュとよばれるメッシュ素材がレザーの伸び止めとして機能してくれていました。
ではティエンポ8ではどうなのか?と言うと、
アッパーが三層構造となっており、
1層目→フライニット、
2層目→クアッドフィットメッシュ、
3層目→プレミアムカンガルーレザーとなっています。
つまり、アッパーの柔らかさを損なう素材が何もなく、そこにプラスで、
凸凹加工があることで伸びやすさという面では大きくUPしています。
足馴染みが良いという反面、へたりやすさもあるので試合用にするというのがベターです。
あとは、どうしてもレザー本体に加工しているのでスパイクによって個体差が大きく出てしまっているという話を聞いたり、
SNSで見かけるので買う時は注意した方が良いかと思います。
(中には右と左で不良品レベルの個体差がある場合もあります)
【フライニット】
今作のフライニットは前作と比べてフライニットの質感が結構変化しています。
具体的には、前作の場合は伸ばしてみたときにそこそこのパツパツ感があり、
タイトにフィットしてくれるニット素材になっていました。
一方、今作はそのパツパツ感はやや緩和され、 足をニットが程よくホールドしつつも柔らかさを感じられる履き心地となっています。
さらに、フライニットトンネルを採用しており、足の甲部分を360度包み込んでくれるといった構造になっています。
中底にフライニットを配置するのは重量もその分増えますし、
正直どうなのかなぁといった印象ではありますが、ニットによるホールドという面では、確かにバージョンアップしている感覚はありました。
また、フライニットトンネルがあることでインソールと中底の段差ができていたり、 違和感があるということは全くないので一安心です。
そして、個人的にツボなのはココです‼️‼️
ニット形状を整える際に引っ張る部分にカンガルーレザーが採用されています!
しかもカンガルーレザーマークまで入っていてここは、 『ウォォー!』と思いましたね。
【アッパー後足部】
人工皮革が採用されています。ここは前作のニットにPUフィルムコーティングを加工した人工皮革とは異なり、しなやかさのある人工皮革となっています。
【ヒール】
ヒール部分にはヒールカップを内蔵してカカトへのフィット感を高めています。
ここは前作より少し柔らかくなりました。 ただ、柔らかすぎることもないですし、しっかりした硬度はあるので個人的には満足です。
TIEMPOロゴも横方向に印字されていてカッコいいですね。 このデザインはティエンポ6を思い出します。
インサイドの後ろ部分にはACC(オールコンディションズコントロール)、FLYKNIT、QUADFITが採用されてること意味するマーキングがあります。
ACCとはあらゆる天候や状況でも安定したボールグリップを高める機能ですが、効果は微々たるものです。
【インソール】
インソールにはNIKEGRIPインソールを採用しています。
ちなみに、GRIPとありますが全く足裏のグリップ性はなく、シューズ内で足がズレまくるので、 普段から愛用しているインソールがあれば取り替えることをオススメします。
私はアシックスのスピーバ3Dを愛用しています。レザーの伸びが良いこのスパイクは特に気をつけることをオススメします!
ただ、カカトなど2カ所にPORONとよばれる衝撃吸収素材が搭載されているのはGOOD!
滑り止め機能がしっかりしていればかなり良いインソールなのでどうにかしてほしいものですね。
【アウトソール】
アウトソールにはナイロンPEBAX樹脂で構成された ハイパースタビリティーソールを採用しています。
軽量で適度な反発、剛性を備えたアウトソールです。 スタッド形状をみると、
円柱スタッドに段差を設けており、しっかりグリップして抜けの良さがあり、
後足部にはブレードスタッドがあることでザクッとピッチに対して刺さってくれるようになっています。
フレックスエリアがあることで屈曲位置も適正です。
———————————————————————————個人的にはティエンポ7も8も譲れないくらい好きなスパイクなのですが、
今ではティエンポ8が定価より安くなっているショップもあるのでぜひゲットしてみてはいかがでしょうか!
軽くて履きやすく、オススメのスパイクです。
今回もご覧頂きありがとうございました!
履いてみた感想は後日語ります! それでは!